可塑剤

家庭生活で身近な食品包装用フィルム、床材、履物、ホース、インキゴム手袋、食缶等様々な用途に使われている可塑剤を中心に幅広い商品群を展開しております。
可塑剤とは、ある材料に柔軟性を与えたり、加工をし易くするために添加する物質のことです。例えば、うどんやそばを作る時に、小麦粉に水を入れて練り混ぜますが、この水の役割を果たすのが可塑剤です。
可塑剤は主にプラスチックを軟らかくするために用いられ、その殆どが酸とアルコールから合成されるエステルという物質です。
TAOKA は歴史あるエステル化技術で、快適な暮らし作りに貢献する製品を提供しております。
食品包装用フィルム、玩具用 | DINA、610A、ATBC、DBS | |
---|---|---|
合成ゴム用 | DOS、SR-86A 、SR-618、DODN | |
潤滑油用 | DINA、DIDA、DOS、DTDA | |
その他二次可塑剤 | DOA、ATBC、DI4A、DOZ、DOM | |
一次可塑剤 (汎用タイプ) | DOP、DINP、DBP |
生分解性樹脂用可塑剤Plasticizer for bio-degradable resin
開発品BPC-110
環境対応型樹脂を高機能化する高バイオマス度の生分解性可塑剤
- 生分解性可塑剤BPC-110シリーズの特徴
- BPC-110シリーズは、ポリ乳酸(PLA)等の生分解性プラスチック用に開発された複合(コンプレックス)エステル系可塑剤で次のような特徴があります。
- (1)PLA等の生分解性プラスチックとの優れた相溶性を持つ。
- (2)PLAへ少量配合で優れた可塑性を示し、耐衝撃性を付与する。
- (3)高温、高湿下で優れた耐ブリード性を示す。
- (4)体積固有抵抗率(108~109Ω・cm台)が低く、帯電防止性能を付与する。
- (5)良生分解性を有す。
特徴FEATURE

※本資料掲載のデータは特定の条件下で得られた代表値であり、規格値(保証値)ではありません。
PLA(ポリ乳酸)への添加効果Effect of addition to PLA

※本資料掲載のデータは特定の条件下で得られた代表値であり、規格値(保証値)ではありません。
生分解性樹脂用可塑剤Plasticizer for bio-degradable resin
開発品Bio-ATBC
特徴FEATURE

生分解性を有し、植物由来成分を多く含む
バイオマス度の高い可塑剤

- 用途
- 生食品包装用フィルム、子供用玩具、消しゴム、疑似餌(ワーム)、塗料、インキ等